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そうだそうだ 

忘れないうちに書いておかねば。

先日上野で、『 金刀比羅宮書院の美 ー 応挙・若冲・岸岱ー
』を見てきましたよっと。
岸岱は"がんたい"と読むです。
場所は東京藝術大学美術館。実は行くの初めて。

上野までは家族4人で来たんだが(そして'みはし'であんみつを奢る)、その後は
父⇒買い物(銀座線沿線)
母⇒私と美術館
妹⇒買い物(自由が丘)
…とまぁ、みんなバラバラで行動。
とりあえずみはしのあんみつは大好評でした。
みはしの制服可愛いなぁ、レトロで。ああいうワンピ着たい。

みはしを出た後は、母上と上野公園を突っ切って東京藝術大学美術館へ。
一応学校の施設だからか、何となーく教育施設的な雰囲気があるね、あの美術館。
ちなみに期間を同じくして広重の浮世絵展も開催中。
書院展を見た人は浮世絵展も見れるので、凄くお得ですお。


で、感想ですが。
書院の造りを再現した状態での展示だったので、単純に一枚絵で見せられるよりもずっと良かったと思う。
ちゃんと組み立てた時の状態も計算してたんだろなーと。


応挙の襖は、空気感が凄く良かった。
「描いてないけど、在る」って感じ。
紙1枚隔てて別の世界が広がってるのね。
動物も人間も描いてあったけど、近いのに凄く遠い。
まぁ、世界が違うんだから遠いのは当たり前なんだが。
でも空気は共有してる感じがするのです。ふしぎ!


若冲は前に展示を見たことがあったから分かってたんだが、えっらい緻密でねぇ…。
草花のモチーフを金箔ベースの壁にみっちり描いてる、っていうのがあったんだけど、リアルなんだけどモチーフ化されてる様にも思える。
みっちり描いてあるけど、妙にバランスが良いんだよね、どれも。
箔の上からの彩色だからか色はちょっと汚くなってたけど、凄く綺麗だった。


岸岱は今回始めて名前を聞いたんだが、これがまた結構良くて。
柳の絵を全面に描いてある部屋があったんだけど、葉は割とリアルに描いてあるのに幹はデフォルメというか、結構極端に描いてあって。
でもそのバランスが凄く良かった。目が楽。
あと、一緒に鳥も書いてあったんだけど、それの降り立つ様の動線が見える感じの描き方で面白かった。
鳥の動きを追うと、柳全体を目で追えるのよー。
あと、蝶が良かった!
壁の上の方を、色んな種類の蝶が群れを成して飛んでる絵が素敵だったんですよ。
だが、見た瞬間に「あの蝶は黄泉の国から来た」と思ってしまった私は疲れてたに違いない。


他にも、この3人以外の作品も展示されてましたよん。
鹿狩り?の襖絵が素敵だったなぁぁ。
背景ゼロで、馬と人と鹿しか描いてない、のに距離感とかが絶妙。ひゃはー!
あとはお寺さんなんで、絵馬とかね。
でっかい木の枠が付いてる絵も、「絵馬」って扱いになるんだね。知らんかった。
葉書位の大きさのアレだけじゃないのね。
ちなみにでっかい絵馬はカナリ立派で、板に直接描く&外に飾るってのが無ければもっと綺麗だっただろうなーと。
絵馬の下絵ってのも展示されてたんだけど、下絵の時点で相当綺麗だったし。
絵馬が展示されてたブースは、襖が展示されてたブースと違って民俗学的資料の色合いが濃かったかな。
お伊勢参りなんかに対する人々の想いとか、そういうのが伝わる資料。
素敵だったなー。



一通り書院展を見た後、広重の浮世絵も鑑賞。
枚数がカナリあるし、絵も凄く大きいわけではないので、人の隙間から少し軽めに見た、って感じなんだけどね。

やっぱり凄いよ。職人技だよ浮世絵は。
あんな細いラインを彫れる彫り師も凄いし、グラデーションつけつつ重ね刷りで着る刷り師も凄い。
勿論広重も凄いんだけどね。
写真と同じで、景色のカットの仕方って大事だと思うんだが、これがまた良くてねー。
画面中央をぶった切る様にモチーフが書いてあったりとか、隙間から覗くようなアングルとか、ハッとする様な画面の切り取り方をしてたりするので、写真撮る時の参考になりそう。
あと、当時の習慣なんかも窺い知れるものなので、これも民俗学的資料の一つと捉える事が出来るのかも。


帰りに、書院展と広重展の図録を購入。重い…。
展覧会1本でも結構疲れるんだけど、2本見たからカナリお腹いっぱいな感じでした。
でも凄く全身が潤った感じ!楽しかった!

見たい展覧会がまだまだ控えてるので、時間を空けてどんどん消化してかねばッ。
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